知識は活用してこそ知恵となり、生活を豊かにすることができる。そうなるには、知識の血肉化への過程が無視できない。自分の気持ちを正しく他人に伝えるには、自分の心にピッタリと合う語彙の獲得と他人を思いやる姿勢が重要だ。だからこそ、人前でのプレゼンテイションは、単なる自己満足のおしゃべりではない。究極のそれは、他人に決断を促すものであるはずだ。日常会話においては、聞き手の心が話し手の心に追随することのない恣意の押しつけでは、心は通じ合うことはない。表現力とはここでも重要になる。