「日本語の深い理解の上で、初めて、外国語も深く理解できるものである」と私たちは考えている。心情的にも論理的にも相手の心を理解した上で対話が成立する。'international'とは「言語の問題ではなく、心の問題」で「ことば、宗教、文化等の壁をニュートリノのように突き抜ける」心の伝達というイメージでこのことばを捉えている。旅行用英語が心の交流を目指したモノでないことは明白で、この程度の会話を教育の目標に据えるわけにはゆかない。私たちのオリジナルな「ことばの教育」とは、全ての教科を解体し包括的に捉え直し、教科の理論性をも文章構成のあり方から身につけるという方法論を目指す。